グッチー情報
by dxb83macng
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
お気に入りブログ
以前の記事
カテゴリ
メモ帳
検索
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| |
敬愛する同業の先輩に。。。
敬愛する同業の先輩に、石井英夫さんがいる。産経新聞の名物コラム『産経抄』を35年間にわたって書き続けた方である。数年前に会社を退き、いまは「家事手伝い」という肩書を印刷した不思議な名刺を携えて、雑誌などに健筆をふるっておられる
◆ いつだったか、初任地の札幌で過ごした新人記者当時の昔ばなしをうかがった。雪の夜、地元紙の先輩記者に連れられて、石井青年が屋台でコップ酒を酌み交わしたときの思い出である
◆ 「石井君、新聞記事っていうのは炭ガラみたいなものだ」。先輩記者は、そう言ったという
◆ 炭ガラとは石炭の燃えカスである。「ストーブの炭ガラと同じように、新聞は次の日になれば捨てられてしまうけれど、一昼夜、人々の心を暖めたんだ。暖めた、そういう記事を書いたと思えば満足じゃないか。炭ガラ冥利に尽きるじゃないか」と
◆ 「新聞週間」を迎えて、各紙で震災報道の検証が始まっている。おもちゃのように小さなストーブにすぎない小欄だが、被災者を暖めることのできた日がたとえ一昼夜でも、はたしてあったかどうかノ。わがメ炭ガラモたちに問うてみる。
編集手帳
(2011年10月15日01時31分 読売新聞)
by dxb83macng
| 2011-10-17 23:09
| コラム
|
|